ミックハウス株式会社

『3Dプリンター建築』NO,3

お問い合わせはこちら 物件購入の方はこちらへ

『3Dプリンター建築』NO,3

『3Dプリンター建築』NO,3

2022/07/10

                  日本の最先端技術 

                                           ~2022年『3Dプリンター建築』元年~

 

つづき

 

【日本で3Dプリンター住宅を作るには壁がある】

日本で3Dプリンター住宅を建築する場合、建築確認申請が不要な場合は可能です。
築確認申請が必要な現場の場合、3Dプリンター住宅の仕様が建築基準法と適合しないため、建築できません。

・建築確認申請が不要になるのは以下の場合です。

1. 10平方メートル以下の建築物であること。
2. 増築・改築・移転であること。(新築の場合は不可)
3. 防火指定のない地域(防火地域・準防火地域以外の地域)であること。

 

【日本初の3Dプリンター建造物】

前述の流れでは、まだまだ日本では、3Dプリンター建築は不可能と思われたと思います。
しかし、日本初となる「3Dプリンターを使った建築許可を得た建築物」が、2022年2月ついに建築されました。

建築の設計を請け負ったのは『MAT』一級建築事務所、建築用3Dプリンターを開発する『Polyuse』との共同事業で施工されました。

 

※出典:BUSINESS INSIDER JAPAN

 

国内建築現場の生産性を向上させる『PRISMプロジェクト』の一環です。
建築基準法で定められる建築確認申請が必要となるのは10㎡より大きな建造物だが、今回建築されたのは17㎡の建造物です。
この建築物は、事前に3Dプリンターで作った12個の部材を組み合わせて作られました。

 

※『PRISMプロジェクト』とは…

官民研究開発投資拡大せれんでぃくすプログラム(PRISM)は、平成28 年12 月に総合科学技術・イノベーション会議と経済財政諮問会議が合同で取りまとめた「科学技術イノベーション官民投資拡大イニシアティブ」に基づき、600 兆円経済の実現に向けた最大のエンジンである科学技術イノベーションの創出に向け、官民の研究開発投資の拡大等を目指して、平成30 年度に創設された制度です。

 

※出典:BUSINESS INSIDER JAPAN

 

建築用3Dプリンターで部材を造形する作業と並行して、群馬県渋川市の建築予定地における基礎打ちを実施。
現地での組み立てはわずか2日で終了。
旧来2カ月強かかるような建築を、約1カ月で終了させ、大幅な工期短縮を実証したのです。
群馬県渋川市内に建てられたこの建築物は、「倉庫」として活用されるということです。

 

その他に、兵庫県西宮市にある企業『セレンディクス』が10平米の建造物を2022年3月、愛知県小牧市に完成させました。

 

※出典:suumoジャーナル

 

先ずは、グランピング利用として展開を予定されているようです。
完成したのは「Sphere(スフィア)」と名付けられたプロトタイプ。
広さ10平米の球体状で、今後はこれをもとに改良されていくそうです。

 

※出典:suumoジャーナル

 

広さは10平米で、完成までの所要時間が合計23時間12分、300万円で販売予定とのこと。
「セレンディクス1社で3Dプリンターの家をつくろうとしていたら、課題だらけだったでしょう」とセレンディクスCOOの飯田国大さんは話す。
スフィアのデザインをしたのは、ニューヨークの曽野正之とオスタップ・ルダケヴィッチのデザインを、実際の図面に落とし込んだのは、ヨーロッパにいるチーム。
さらに日本の耐震基準を通せる形に修正したのは、コンソーシアムに所属する日本の専門家。
そして海外で書き出し(印刷)を行ったのは中国とカナダだったという。
その上で、今回の施工時には、日本でコンクリート住宅を長年扱い、ノウハウをもった企業「百年住宅」が参画することで、1パーツ6トンにもなる壁を難なく取り扱えるようになった。
「コンソーシアムに参加してくださったのは、30年ローンで住宅が販売されている時代の限界を感じている人たちの集まり」とのこと。
中には大手住宅メーカーなどの人もいて、未来の住宅にまつわる環境づくりに協力したいと考えているのだという。

 

※出典:suumoジャーナル

 

最初に量産向けにつくられる10棟の用途はグランピング。
10平米を超えない場合、現行の建築基準法外の建物と扱われ、水回りはない。
さらに2022年8月には、一般向けの販売もスタートさせるそうです。

 

【2022年はまさに日本での3Dプリンター住宅元年】

このように、今年から本格的に、3Dプリンター建造物が日本でも建てられています。
建築基準の問題もありますが、実際に建てられて分かる課題も多くあるようです。

しかし、前述させていただいた『セレンディクス』COO飯田国大さんは、慶應義塾大学の研究機関と一緒に開発を進めている通称「フジツボハウス」は、2023年春には500万円以下の価格で販売開始予定と発表している。

 

※出典:suumoジャーナル

 

「2025年以降、すべての人から住宅ローンを無くしたいと思っている」と話す飯田さん。
今、さまざまな企業が着目し、開発を進めている3Dプリンターの家。
3Dプリンターの家によって世界中の住宅問題を解決できる日がくるのか、待ち遠しいですよね。

設備や間取りなど、顧客の需要にどこまで対応できるのかは、まだ分かりません。
耐久性についても、実際に住んでみないと分からないことだらけではあります。
ただ、値段が500万円ほどに抑えられると、車の様に、生活環境に合わせて家も買い替えるような未来がやってくるかもしれません。
特に、災害が多い日本では、災害時に期待が持てるかもしれません。

 

※出典:TECTURE MAG

 

そして、3Dプリンターを使いこなすことで、復元できなかったものや、不可能と思われる建物を造れる可能性があります。
後継者がいなくなり、技術を受け継ぐことが困難な建築技法を受け継ぐのは、3Dプリンターかもしれません。
今後の動向を注目していきたいですね。

 

※出典:マルタ3Dプリント

 

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

 

 当社、ミックハウス株式会社では、リフォーム・建築に特化した営業スタイルでお引渡してからも窓口一本でフォローできる体制を既に整えております。お見積りだけでも見比べてみて下さい。一つのお電話でお引渡し後も安心を売りに、地域やお客様一人一人のお悩みを安心して任せて頂ける会社として立川・小平・国分寺・国立・東大和・武蔵村山エリアを中心に活動させて頂いております。お気軽にお問合せ下さいませ。

 

ミックハウス株式会社の宣言!!

 お客様の資産を丁寧にお預かりして、購入するお客様に喜んで頂ける橋渡しをミックハウス株式会社は安全・安心して頂ける努力は惜しみませんm(_ _)m

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。