『老後の住み替えはいつから?住まいを見つけるポイントや資金計画』
2022/11/13
老後の住み替えはいつから?
住まいを見つけるポイントや資金計画
男女ともに平均寿命が80歳を超えた昨今。老後を快適に過ごすために、長年暮らしていた住まいから住み替えを検討している方が増えています。しかし、いざ住み替えとなると、何歳くらいでどこへ住み替えればいいのか悩んでしまいますよね。今回は、老後の住み替えについて。タイミングや住み替え先の候補、住み替え場所を決めるポイントなど、詳しくご紹介します。
◇老後の住み替えはどのタイミングがベスト?どんな場所がある?
まず、老後の住み替えのタイミングと住み替え場所について、詳しく見ていきましょう
●住み替えのタイミング
老後の住み替えのタイミングは、年齢でいうと50代〜60代ごろに行うのがおすすめと言われています。少し早いという印象を持たれるかもしれませんが、住み替え先の環境には早めに慣れていた方が安心です。また、引っ越しには体力が必要ですので、70代以上での住み替えは体に負担がかかってしまう恐れも。ただし、住み替えには費用がかかるため、早い段階で資金計画をしておきましょう。年齢で住み替えを検討するほかにも、次にご紹介するような人生のターニングポイントや暮らしの変化なども、住み替えの良いタイミングです。
①住まいの老朽化
現在の住まいが老朽化して大規模な補修が必要となった際に、住み替えを検討し始めたという方も多いです。また、老後を快適に過ごすためには、バリアフリーやユニバーサルデザインの設備があると安心できます。現在の住まいに段差が多く、バリアフリー化のリフォームが必要な場合も、住み替えを検討する良いきっかけと言えるでしょう。
②定年退職
定年退職をきっかけに住み替えする方も多いです。定年退職後であれば、退職金を住み替えの資金に充てられるので、住まい選びの選択肢が広がりますよ。通勤しやすい場所など制約がないため、好きな場所へ引っ越しができるというのもポイントです。
③家族構成の変化
ファミリー向けの住宅に住んでいる場合、子どもが独立して家を出るなど家族の人数が変化すると、部屋を持て余してしまいます。その場合は、床面積の少ない単身または夫婦向けマンションなどに住み替えるのも一つの選択肢です。部屋数が減ることで光熱費や修理費用を抑えることができ、日々の生活費を削減することも可能ですよ。
◇住み替え先や場所の選択肢
住み替えるにあたり、最も重要なのがどこに住むかということ。まず、住み替え先として主に3つが挙げられます。
①一戸建てやマンション
住み替えでは、コンパクトなマンションへ移るケースが多いです。バリアフリー構造やセキュリティ面もしっかりしていることが多く、庭や建物の管理が楽だからという理由からと言えるでしょう。一戸建ては庭で家庭菜園などを楽しめたり、老朽化しても土地の価値が残ることなどがメリットと言えます。
②子どもとの同居
二世帯住宅に建て替えることを検討するケースも。
玄関を分ける完全分離型の二世帯住宅にすれば、各家族のプライバシーを確保することも可能です。
③シニア向け住宅
バリアフリー構造で、見守りサービスや介護サービスを受けられる「サービス付き高齢者向け住宅」や、シニア向けのマンションもあります。どちらも専門のスタッフが常駐しているため安心です。シニア向けマンションはフィットネスジム・レストラン・温泉などを併設している施設もあります。
住み替え先の場所についても、主な選択肢4つとともに各メリットやポイントもお伝えしますね。
①現在の住まいの近く
年を取ってから新しい環境で暮らすというのは、周りに知り合いがいない、土地勘がないなど不安に感じることも多いです。その場合は、今住んでいる家の近くで住み替えを検討してみるのが良いでしょう。
②子ども家族の近く
親子の近居は、互いに何かあったときに助け合えるため、親子双方にメリットがあるケースが多いです。
③両親・実家の近く
両親の介護のためや、誰も住んでいない実家や土地を管理するために、両親や実家の近くに住むという選択肢も。生まれ育った場所で老後を過ごしたいという方も多いです。
④所縁のない新しい土地
以前から憧れていた土地や、行政サービスが整っている町など、所縁はないながらも新しい土地に移り住むというケースもあります。新しい土地に住む場合は、病院の場所やその町の情報などをしっかり確認して決めましょう。
◇老後の住み替え場所を選ぶポイントとしてここをチェック!
住み替える場合、マンションや一戸建て、子どもとの同居、シニア向け住宅への入居など、さまざまな選択肢があります。住み替え先を選ぶポイントについて見ていきましょう。
①部屋の構造・設備
老後に安心して暮らすためには、段差のないバリアフリーや防犯カメラ設置などのセキュリティ面は欠かせません。また、単身または夫婦2人で住む場合、一戸建てのような広い住宅は、修繕費用や光熱費などの固定費がかさみます。老後は寝室とトイレが近いなど生活動線が短い住宅だと、身体の自由がきかなくなったときも安心です。
②立地・周辺施設
年を重ねると身体が不自由になったり、車の運転が困難になったりするため、スーパーや銀行、病院など生活に必要な施設が周囲にあることが重要です。駅やバス停など、交通機関が利用しやすい立地かどうかも確認しておきましょう。
③物件の資産価値
マンションを購入して住み替えても、身体が不自由になって高齢者住宅に入居したり、亡くなったりした際には、物件を売却する可能性があります。資産価値の高い住宅に住み替えることで、今後の資産形成や相続対策にもなりますよ。将来の変化を見据えて、住宅の購入は資産価値を考慮して選んでおくと安心です。
◇住み替えで資金はどうする?用意する方法や流れも知っておこう
住み替えにあたって、多額の資金が必要になります。資金計画や住み替えまでの流れについて確認しておきましょう。
住み替えでの資金計画
老後の住み替えは、生活が困窮しないためにもしっかり資金計画することが大切です。
資金を準備する方法は、主に3つあります。
①住宅ローンを組む
健康状態に問題がなく、安定した収入がある場合は60歳以上でも住宅ローンを利用できます。ただし、「申請は70歳未満」「80歳未満で完済予定」など年齢制限が設けられて返済期間が短くなります。借入可能額も少なくなるため注意が必要です。
②現在の住宅を売却する
現在住んでいる家を売却し、その代金を住み替えの資金にするという方法です。その場合、住宅の売却と住み替えのタイミングを合わせる必要がありますので、日程などしっかり検討しておきましょう。なお、オーバーローン(不動産の売却額が住宅ローンの残債よりも少ない)の場合は「住み替えローン」という選択肢もあります。
現在の住宅を売却するのではなく貸し出しにし、賃貸収入を得るという方法もありますよ。
③貯金を利用する
貯金や(定年後の場合は)退職金など、貯蓄の一部を住み替え資金に充てるという方もいます。ただし今後の生活費を試算し、計画的に利用することが大切です。
住み替えの流れ
住み替えの流れも詳しく見ていきましょう。今回は、新しい住まいを購入する前に現在の住まいを売却して資金を確保する「売り先行」の流れについてご紹介します。
現在の住まいを売却する
・不動産会社など売却の依頼先を決める
・家を査定してもらう
・媒介契約を結ぶ
・売却活動をする
・売買契約を結ぶ
・家を買主に引き渡す
不動産会社に売却活動を委託する「仲介」の場合は、買主が見つかるまで平均6カ月ほどかかりますので、売却を急いでいる際は注意が必要です。
新しい住まいを購入する
・家を探す・内見する
・売買契約を結ぶ
・購入代金を支払う
・家の引き渡し・入居する
新しい住まいに入居する前に現在の住まいを買主に引き渡さなくてはいけない場合、仮住まいが必要になることも。売却と購入のタイミングがずれないように、前もって計画することをおすすめします。
◇老後の住み替えはタイミングや場所、資金計画が重要!
老後を快適に過ごすために、長年暮らしていた住まいから住み替えを検討している方が増えています。住み替えのタイミングは、住まいの老朽化や定年退職、子どもの独立などそれぞれの事情によっても異なります。住み替える場合、マンションや子ども・両親との同居、シニア向け住宅への入居など、さまざまな選択肢がありますが、以下の3つをポイントに新しい住まいを見つけてみましょう。
・老後に安心できる部屋の構造・設備
・生活しやすい立地・周辺施設の有無
・資産価値の高い物件
住み替えするにあたって資金調達も必要になります。できるだけ早めに計画を立てておきましょう。
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