『僕たち、私たちの武蔵村山市』
2022/02/22
『僕たち、私たちの武蔵村山市』
地理
武蔵村山市は、都下市町圏の北部よりのほぼ中央に位置し、西は瑞穂町、南は立川市、東は東大和市、さらに北部は狭山丘陵をはさんで埼玉県所沢市に隣接しています。
市を象徴する狭山丘陵は、市北部を西から東へ続き、この丘陵には村山貯水池(多摩湖)、山口貯水池(狭山湖)、さらに市民の広場、都立 野山北・六道山公園及び市立 野山北公園があります。
土地は丘陵のふもとから南へかけて次第に低くなり、市街地と畑(茶、野菜、果樹園など)があり、田は丘陵の谷合にわずかに見られる程度です。
市内には特に大きい川はありませんが、残堀川、空堀川が北から南東に流れ、古くから市民に親しまれてきました。また、道路は古くから発達し、青梅街道、新青梅街道、江戸街道などが主要道路として市内を走っています。
現在まで市内には軌道交通がありませんが、多摩都市モノレールの上北台から箱根ヶ崎間の延伸実現に向け、都市核地区土地区画整理事業や西部地区のまちづくりに取り組んでいます。
歴史
武蔵野台地の西辺は、古くから村山郷と呼ばれていました。「村山」という地名の起こりは、狭山丘陵の峰々を指した「群山(むれやま)」が訛って「村山」になったといわれています。
「村山」の名前が初めて歴史に刻まれたのは、平安時代末期に登場した武蔵七党のひとつ、村山党でした。この村山党は、狭山丘陵の生産力を背景にした武士団で、「村山三里」という丘陵の南側が地形的に守りやすいことから、この地に根を張ったといわれています。
村山の各村は、明治22年に中藤村ほか3か村組合として発足しました。以後、幾多の変遷を経て、大正6年4月1日、各村は合併してひとつの村となり、中世の村山党の名にちなみ、「村山村」と命名しました。
そして昭和29年11月3日町制が施行され、さらに昭和45年11月3日には市制が施行され現在に至っています。
この時、市名は「村山市」となるはずでしたが、山形県に同名の市があったため、緑豊かな武蔵野の「武蔵」を冠して「武蔵村山市」となりました。
人口・世帯
昼夜間人口
2005年の夜間人口(居住者)は66,368人である。市外からの通勤者と通学生および居住者のうちの市内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は59,591人で昼は夜の0.898倍の人口となり、夜間に比べて昼の人口は7千人ほど減る。
通勤者・通学者で見ると市内から市外へ出る通勤者18,851人、市外から市内へ入る通勤者は12,652人と通勤者では市外へ出る通勤者のほうが多く、学生でも市内から市外に出る通学生は2,646人、市外から市内へ入る通学生は2,068人と学生でも昼は市外へ流出する人数のほうが多い。なお、国勢調査では年齢不詳の者が東京都だけで16万人おり、この項の昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に若干の誤差は生じる。
教育
幼稚園
私立のみで公立はない。
- 村山いずみ幼稚園
- むらやま幼稚園
- 武蔵みどり幼稚園
- 東京多摩幼稚園
小学校
- 武蔵村山市立第一小学校
- 武蔵村山市立第二小学校
- 武蔵村山市立第三小学校
- 武蔵村山市立第四小学校
- 武蔵村山市立第七小学校
- 武蔵村山市立第八小学校
- 武蔵村山市立第九小学校
- 武蔵村山市立第十小学校
- 武蔵村山市立雷塚小学校(らいづか) - 武蔵村山市立第五小学校と武蔵村山市立第六小学校を統合し開校。
中学校
- 武蔵村山市立第一中学校
- 武蔵村山市立第二中学校
- 武蔵村山市立第四中学校
- 武蔵村山市立第五中学校
小中一貫校
- 村山学園 - 武蔵村山市立第四小学校と武蔵村山市立第二中学校で小中一貫教育を実施
- 大南学園 - 武蔵村山市立第七小学校と武蔵村山市立第四中学校で小中一貫教育を実施
高等学校
- 東京都立武蔵村山高等学校
- 東京都立上水高等学校
- 拓殖大学第一高等学校
大学
- 東京経済大学 武蔵村山キャンパス
- 国立音楽大学(講堂のみ)
交通
鉄道と国道が通っていない。多摩地域の市部の中で唯一、鉄道が通っていない自治体である。なお、市域に近い駅としては、東大和市の西武拝島線玉川上水駅と多摩都市モノレール線桜街道駅・上北台駅、立川市の西武拝島線武蔵砂川駅・西武立川駅がある。
かつて計画されていた武州鉄道が武蔵村山市内を経由する予定だった。また西武鉄道も同市内に経由する西武村山線を計画していたが、いずれも実現しなかった。
その後、1981年に多摩都市モノレールが構想路線として新青梅街道上を通ることが発表され、2000年の国土交通省交通政策審議会による運輸政策審議会答申第18号で、上北台 - 箱根ヶ崎間が「2015年度までに着工することが適当な路線」と位置づけられていたが着工には至らなかった。2016年の交通政策審議会答申第198号においても引き続き「地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクト」として同区間が位置付けられた。
そして2020年1月23日、東京都は鉄道空白地帯で需要の高い上北台 - 箱根ヶ崎間の延伸事業に着手することを正式に発表した。開業時期は未定だが2032年頃を目指しており、新たに7駅が設置される予定。建設費は約800億円と試算されている。
今後、約10年後の武蔵村山市内に駅が出来き、環境が大きく変わる、これからが楽しみの武蔵村山市をミックハウスも期待とメインエリアの一つとして、リサーチしていきたいと思います。
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