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『よく使われる不動産用語』

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『よく使われる不動産用語』

『よく使われる不動産用語』

2022/02/24

            『よく使われる不動産用語』

 

 

 不動産の賃貸・売買や、不動産投資などを検討する際に理解しておきたいのが「不動産用語」です。

不動産業界では独特の用語や表現などが使用されていますが、それらを少しでも理解しておくことで担当者とスムーズな会話が可能です。また、仮に知らない言葉があった場合、わからないままにせずしっかりと理解することも大切になってきます。賃貸を探す際や不動産投資を始める際など、日常生活の中でも比較的接することが多いと思われる基本的な不動産用語について紹介します。

 

基本的な不動産用語

 

 

まずは、基本的な不動産用語について解説します。不動産の賃貸や購入などの身近な場面でよく使われる用語や、ニュースなどでもよく使用される用語が中心です。

 

◇イニシャルコスト◇

 

イニシャルコスト(initial cost)とは初期費用のことをいい、不動産以外でも一般的に用いられる言葉です。不動産用語としては、建物の建築や不動産の購入の際に発生する初期費用全般を意味します。

具体的な例としては、「建築費用」や「購入費用」、「諸費用」などが含まれます。

 

◇ランニングコスト◇

 

ランニングコスト(running cost)とは、状態を維持するために生じる費用のことです。不動産用語としては、建物などの所有・維持にかかる費用のことを指します。具体例としては、毎年かかってくる固定資産税や、周期的に必要になるリフォームに伴う費用などが挙げられます。

 

◇ライフサイクルコスト◇

 

ライフサイクルコスト(life cycle cost)とは、建物の計画や建設から使用後の解体や破棄までに生じる費用の総額のことです。「生涯費用」とも呼ばれます。ライフサイクルコストは、その建物に関連して発生するコスト全てを含むため、「イニシャルコスト」と「ランニングコスト」を合計した費用ともいえます。

 

◇基準地価◇

 

基準地価(きじゅんちか)は、都道府県地価調査によって年に1度公示されている、各基準地における標準価格のことです。都道府県ごとに毎年7月1日を基準として調査を行っており、全国約2万地点の基準地価が評価され、毎年9月下旬に公開されています。都道府県によって公表される基準地価は、土地取引の目安にもなっています。

 

◇建売◇

 

建売(たてうり)とは、建売住宅の略で、建物が完成してから入居者に販売される住宅のことです。完成が近い状態で販売されることもあります。一定の区画に住宅が建てられた後、土地と建物をセットで販売する、いわゆる分譲住宅などが建売に該当します。購入者にとっては比較的早く入居できる点や、自分で建築に関する手続きを行う必要がない点がメリットとして挙げられます。

 

◇売建◇

 

売建(うりたて)とは、売建住宅の略です。まず土地の売買が行われ、その土地の上に住宅を建築するタイプの住宅販売方式となっています。土地売買の段階で、あらかじめ建築業者が決まっている点が特徴で、建築条件付き宅地分譲などとも呼ばれます。建売と異なり、購入者が建築の段階から関与できるため、本人の希望に沿った住宅を建てることができます。しかし、建築業者が事前に決まっているなど、選択の幅はある程度限定されます。

 

◇ローン特約◇

 

ローン特約とは不動産取引の際、購入の前提であった「銀行からの融資(ローン)」が受けられなくなった場合に、契約を解除する特約のことです。「融資特約」とも呼ばれ、不動産取引における買主保護の規定として多くの不動産契約に盛り込まれています。

 

◇フラット35◇

 

フラット35は住宅ローンの1種で、民間の金融機関と独立行政法人住宅金融支援機構が提携するローンのことをいいます。借入の全期間、固定金利で融資が受けられるローンで、本人やその親族が居住するための新築住宅建築・購入の他、中古住宅の購入にも利用できます。最長35年の融資を受けることができますが、事業や投資を目的とした不動産取引には利用できません。

 

◇債務不履行◇

 

債務不履行(さいむふりこう)とは、契約で定めた内容を守らないことを指す一般的な概念で、民法に規定されています。不動産取引における債務不履行の具体例としては、売主側は不動産を引き渡さないこと、買主側では購入代金を支払わないことなどが挙げられます。債務不履行があった場合には、契約解除や損害賠償に発展する可能性があります。

 

◇借地借家法◇

 

借地借家法(しゃくちしゃっかほう)は、不動産に関する日本の法律の1つです。「借地権」や「賃貸借契約」などについて定められています。不動産取引に関しては、民法に優先して適用される場合もあるなど、不動産関連では重要な法律です。

 

◇路線価◇

 

路線価(ろせんか)は、土地に関する税金の税額を算出するために基準となる土地の価格です。路線価には、「相続税路線価」と「固定資産税路線価」の2種類があり、毎年1月1日を基準とした路線価がその年の7月に国税庁から公表されています。路線価は、さきほど紹介した「基準地価」や、国土交通省が公表する「公示地価(公示価格)」と並び、公的機関が行う土地価格の評価として例年注目されています。

 

物件系の不動産用語

 

 

次に物件系の不動産用語をご紹介します。

 

◇RC造◇

 

RC造は「鉄筋コンクリート造り」のことです。

RCは英語のReinforced Concreteの略で、Reinforcedには「補強された・強化された」などの意味があります。RC造りといった場合には、鉄筋コンクリート構造やその工法を意味します。

居住性に優れた一般的な工法で、中低層の建物に広く採用される他、最近では高層建築にも用いられるようになっています。

 

◇SRC造◇

 

SRC造は「鉄骨鉄筋コンクリート造り」のことです。SRCは英語のSteel Reinforced Concreteの略で、Steelには「鉄骨」の意味があります。SRC造りといった場合には、鉄骨鉄筋コンクリート構造やその工法を意味します。優れた耐震性を持ち、ビルやマンションなどの高層建築によく用いられています。

 

◇先物◇

 

先物(さきもの)とは、不動産業者がある物件について、自社で依頼を受けずに情報提供や紹介のみ行うこと、もしくはその状況にある物件のことを指します。不動産業者は自社で直接手掛ける物件ではないため、その業者は取引の一方からのみ手数料を得ることになります。

 

◇晒し◇

 

晒し(さらし)とは、買い手や借り手が見つからず、長期間に渡って物件情報が掲載されたままの状態となっている物件のことです。一般的に魅力のない物件であることが多く、中にはいわゆる事故物件のような事例も存在します。

 

◇居抜き◇

 

居抜き(いぬき)は、建物内の施設や設備、備品などをそのままにして不動産取引が行われることです。そのような物件は「居抜き物件」と呼ばれます。店舗や工場などでよく見られ、入居者にとっては事業開始を早めやすい点や、初期費用を抑えやすい点がメリットです。

 

◇越境◇

 

越境(えっきょう)は、建物やその付属物が、敷地の境界線を越えていることを言います。

本来の境界線を越える違法な状態は、近隣とのトラブルになる可能性があります。

 

人物を指す不動産用語

 

 

次は不動産取引における人物を指す用語について解説します。

知っておくと実際の取引の場面などで役に立つこともあるかもしれません。

 

◇一番手◇

 

一番手(いちばんて)とは、ある物件の売主に対して、その物件を購入する意思を最初に表明した人のことです。その後、さらにその物件の購入希望者が現れた場合は、順番に二番手、三番手となります。

不動産取引の慣習では、原則として申込順に優先権があるとされています。

そのため二番手や三番手が現れても、売主はまず一番手の購入・賃貸契約希望者と交渉を行うことが一般的です。この優先権はあくまでも慣習上のもので、売主は二番手以降の購入希望者と取引をすることも可能ではあります。

 

◇客付業者◇

 

客付業者(きゃくづけぎょうしゃ)とは、不動産を探している顧客に対し、その希望に沿った物件を提示し、当該物件の大家を紹介する仲介業者のことです。不動産を探す利用者を主な顧客とする不動産業者です。

 

◇元付業者◇

 

元付業者(もとづけぎょうしゃ)とは、物件の所有者から依頼を受けて、その物件の買い手や借り手を探すことを業務とする不動産業者のことです。物件の所有者から依頼を受ける立場である点が特徴です。

 

◇あんこ業者◇

 

あんこ業者とは、不動産売買の際、買主側の仲介業者と売主側の仲介業者のさらに中間に入って取引に関わる業者のことです。通常であれば、買主・買主の業者・売主・売主の業者の4者(買主・売主の業者が同じ場合は3者)によって取引が行われますが、不動産業者間での情報のやりとりの際に、あんこ業者が関与する場合があります。

 

その他覚えておきたい業界用語

 

 

最後に、その他の不動産関連で覚えておきたい用語をご紹介します。

 

◇おとり広告(おとり物件)◇

 

おとり広告(おとり物件)とは、不動産業者のサイトなどには掲載されているものの、実際には契約できない・存在しない広告(物件)のことです。広告に魅力的な物件を掲載しておきながら、実際にはその物件は契約できず、他の物件を紹介するなどの悪質なケースが該当します。

 

◇現状有姿◇

 

現状有姿(げんじょうゆうし)とは、「現在の状態のままで」という意味です。不動産取引の契約時などに用いられる言葉で、現状有姿の物件であれば、契約後に物件に変化があってもそのまま引き渡せばよいと解釈されるのが一般的です。

 

◇嫌悪施設◇

 

嫌悪施設(けんおしせつ)は、衛生面や治安面などから、物件の周囲にあることが嫌われる施設のことです。忌避施設(きひしせつ)、迷惑施設などとも呼ばれることがあります。具体例としては、ごみ処理施設や下水処理施設、原子力関連施設などが挙げられます。何を「嫌悪施設」とするかは人によっても異なり、パチンコ店や病院、学校などを嫌悪施設とする考え方もあります。

 

◇つなぎ融資(つなぎローン)◇

 

つなぎ融資(つなぎローン)とは、住宅を建築・購入する際に、住宅ローンが借りられるまでに必要となる資金を借りるための融資(ローン)です。住宅ローンが対象とするのは既に完成している建物の購入資金や、自分で建築する際の建築資金などです。そのため、土地を購入するための資金を住宅ローンで借りることはできません。このような場合に利用されるのがつなぎ融資です。つなぎ融資では、土地の購入や住宅新築に必要な費用を借りることができます。住宅が完成すれば、住宅ローンでつなぎ融資を完済するのが一般的です。

 

まとめ:不動産用語の基本・よく使う言葉を押さえておきましょう

 

 

不動産用語は普段あまりなじみがなく、加えて用語自体も独特で、意味や用法など分かりにくいものもあります。しかし、不動産用語について理解を深めておくことは、居住目的で不動産を借りたり、購入する場合はもちろん、不動産投資の場面でも役立ちます。今回ご紹介したものはごく一部で、まだまだ数多くの不動産用語があります。不動産を取引する際や、不動産に関する情報収集を行う際には不動産用語に注意し、必要があればその都度調べてみることをおすすめします。

 

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